国際情勢の中で、日本のとるべき方向性を考えます。地政学、リアリズム、プロパカンダの観点から、日本の真の独立のためのヒントとなる情報を発信してゆきます。
国際情勢の中で、日本のとるべき方向性を考えます。地政学、リアリズム、プロパカンダの観点から、日本の真の独立のためのヒントとなる情報を発信してゆきます。
大和言葉の調べにのせた豊かなる心の旅路―日本人に息づく“根生いの心”とは何か。
好評を博したエンゼル・フォーラムに書き下ろしを加えたアイデンティティを見つめ直す叢書シリーズ・注目の第7弾。
目に見えないものの再認識と追体験―文献学と国学 ほか)
『古事記』が語る、日本人の心の原風景とは。
大和言葉の調べが織りなす『古事記』という神秘な世界。そこには今でも息づく“根生いの心”がある。日本人の原点を見つめ直す心の書。
『古事記』に触れてみる。そこにある大和言葉の調べは、日本人たる由来を回帰させてくれる。そのことを“倭建命”神話を用い、具体的に解説。言霊をもつその調べは、神話の時代から続く“根生いの心”が脈々と息づき、今“自分”を見失いかけている我々にとって一つの光明を照らすのではないか。戦後、それまでの思想が一転してから、暗中模索を続ける日本人に、そんな今だからこそ、渡部昇一氏の言葉を借りれば「源流に遡り本質へ戻る」であり、アイデンティティの重要性を説いている。また日本の思想を語る上で忘れてならない、国学や国家神道も真正面から捉えており、戦後教育の盲点も突いている。
▼本書は、好評を博したエンゼル・フォーラムをベースに書下しも加え、<第一部・『古事記』と日本人><第二部・倭建命><第三部・日本人のこころの原風景>の三部立て構成。戦後六十年を過ぎても、未だに自身を確立できない日本人に警鐘をならす、渾身の一冊。
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