音楽のある知的生活

音楽のある知的生活
  • PHPエル新書
  • ISBN:4569622720
  • 195p 18cm
  • PHP研究所 (2002-07-19出版)

渡部 昇一・渡部 玄一【著】

  • [新書 判] NDC分類:760.4 販売価:\798(税込) (本体価:\760)

音楽のない時代に生まれ育った父。音楽があふれる時代に生まれ育った息子。

父はいかにして西洋音楽と遭遇し、息子はいかにして音楽家になったのか。

音楽が家族の関係を密接にし、生活を豊かにしてきた渡部昇一家。

音楽にまつわるエピソードを通して、家族の姿を考える父子リレーエッセイ。

  • 第1章 音楽がわが人生にやってきた日(音痴からの出発;野生からの出発)
  • 第2章 音楽で食べるということ(好きなことで生きる喜び;明日を思い煩うことなかれ ほか)
  • 第3章 東洋と西洋の狭間で(クラシック音楽が心にしみ込んでくる;エディンバラでのこと ほか)
  • 第4章 東西の壁を超える音楽の可能性(思い込みを捨てて楽しむ;西洋音楽を生み出した情熱 ほか)
  • 第5章 音楽のある知的生活(「朝食にはモーツアルト、夕食にはバッハ」;コンサートへの誘い ほか)
  • 音楽との出会いは、家族を心豊かにする!

音楽のない時代に生まれ育った父。音楽があふれる時代に生まれ育った息子。音楽にまつわるエピソードを通して、家族の姿を考える一冊。

音楽のない時代に生まれ育った父。音楽があふれる時代に生まれ育った息子。父はいかにして西洋音楽と出会い、息子はいかにして音楽家(チェリスト)になったのか。そして、二人の音楽に対する考え方はどのように変わってきたのか……。音楽が家族のコミュニケーションの中心になっている渡部昇一家で、音楽が家族にどのような影響を与えてきたのかを紹介する父子リレーエッセイ。

渡部家の三人の子どもたちはすべて音楽家になっているが、本書を読むと、なぜ三人とも音楽家を目指すことになったのかがよくわかる。そこには、音楽を媒介にして成立する良好な家族関係があり、音楽との出会いが人生を深め、家族を豊かにすることがよくわかる。音楽はただ鑑賞するものではなく、人の人生に大きな影響を与えるもの。そして、豊かな人生を送るために重要な役割をする要素であることが、本書から理解できるはずだ。

著作の画像やリンクをクリックすると、その本を注文することができます!まだお手元にない場合は今すぐクリック!