こんな「歴史」に誰がした―日本史教科書を総点検する 文春文庫

渡部昇一のこんな「歴史」に誰がした―日本史教科書を総点検する
  • ISBN:4167411032
  • 294p 15cm(A6)
  • 文芸春秋 (2000-02-10出版)

渡部 昇一・谷沢 永一(著)

  • [文庫 判] NDC分類:375.9 販売価:\580(税込) (本体価:\552)

昨今の中学歴史教科書には何が書かれているのか。

そのどこが間違っているのか。

どのように書かれるべきなのか。

横行する反日教科書を論壇の両雄が対談形式で徹底的に批判。

歴史教科書のあるべき姿を明らかにし、そうした教科書が生まれた原因を追究する。

最もわかりやすく、最も厳しい教科書問題の入門書。

  • 第1章 古代史 “日本人らしさ”の無視―なぜ天皇を大王と呼び、『記紀』を黙殺するのか
  • 第2章 平安朝文化を過小評価する「無知」―日本民族の「刷込み」を説かずして歴史は語れない
  • 第3章 虚偽と悪意の連続 元寇と朝鮮征伐―なぜ“現代の常識”で過去を裁くのか
  • 第4章 “江戸260年の遺産”を黙殺する教科書―日本人のユニークさを発見することこそ、歴史家の責務
  • 第5章 中国人・韓国人のための明治史―明治維新の世界史的意義を抜きに、何も語れない
  • 第6章 “一揆史観”は歴史にあらず―教科書に隠された「悪魔の思想」を明かす
  • 第7章 反日教科書 誰が真犯人か―その害毒は、酸性雨のごとく日本の青少年の心を蝕む

反日的な歴史記述の多い教科書を再検討し、なぜそうなったのか由来を追究し、どうあるべきかを対談形式でわかりやすく提示する。

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