国際情勢の中で、日本のとるべき方向性を考えます。地政学、リアリズム、プロパカンダの観点から、日本の真の独立のためのヒントとなる情報を発信してゆきます。
国際情勢の中で、日本のとるべき方向性を考えます。地政学、リアリズム、プロパカンダの観点から、日本の真の独立のためのヒントとなる情報を発信してゆきます。
「首相の靖国参拝を中止せよ」「日本はアジアの人々に謝罪すべし」「竹島は韓国に譲れ」「外国人参政権の実現を」「人権擁護法案」…中国・韓国に迎合する輩に騙されるな。
「反日」勢力と結託し、国益を踏みにじっているのは誰か。国を売る政党、組織、文化人を、実名と根拠を挙げながら、“筆刀両断”にする!
「首相の靖国参拝を中止せよ」「日本はアジアの人々に謝罪すべし」「竹島は韓国に譲れ」「外国人参政権の実現を」「東アジア共同体」「人権擁護法案」……。近年よく耳にするこれらの言説は、言うまでもなく、他国や特定の団体を利するものであって、日本の国益に資するものではない。それどころか、まるで白蟻が家屋の屋台骨を食い荒らすがごとく、日本および日本国民を蝕む言説である。
▼発言の主は、日本の政界、官界、財界、メディア、学界などに身を置く人士たちであり、その影響力は計り知れない。そこで本書では、彼らの実名を挙げながら、その言説の誤りを糺す。
▼主な対象人物は、細田博之氏、加藤紘一氏、河野洋平氏、古賀誠氏、野田毅氏、岡田克也氏、前原誠司氏、池田大作氏、田中均氏、平山郁夫氏、北岡伸一氏、五百旗頭真氏、榊原英資氏、梅原猛氏、小林陽太郎氏、北城恪太郎氏、若宮啓文氏、本田雅和氏、長井暁氏、西野瑠美子氏、本多勝一氏など。
以前出版された、
の続編の形です。
前著は新田均氏でしたが、今回は代わりに屋山太郎氏の登場です。
タイトルから強烈ですが、保守ぶっている人の中でも保守でない人が多い。
知識人ぶっている人の中でも、大して歴史を知らない人が多い。
本書はそういう人たちの言動を紹介して、我々一般人がエセ知識人達からだまされないようにするための必読書です。
引用開始-----------------------------------------------------
何年か前、日本インド親善協会でインドから来たかなり高位の人がスピーチしました。その席に私もいたのですが、戦後の日本人からすればあっと耳を疑うような言葉を聞きました。
「インドの今日があるのは、東条大将のおかげであります」
戦時中にすでに中学生だった私などにはその意味はピーンと来ましたが、少し若い世代の日本人には何のことかもわからなかったかも知れません。それは「インド独立は東条首相が昭和18年の秋、東京で開催した、”大東亜会議”のおかげです」という意味であることは疑いない。
昭和18年11月初旬、「秋の空澄み 菊の香高き」明治節のすぐ後で、東条首相主催で、アジア諸民族のリーダーたちが史上初めて一堂に会して国際会議を行った。
引用おわり----------------------------------------
日本がアジアの国々を白人の帝国主義から開放したというと、必ずサヨクからそれは結果論だと言われますが、実際こういう大東亜会議があったことを我々は学んでおくべきでしょう。
また、150Pから引用----------------------------------------
東京裁判否定の国会決議が忘れさられている。
引用おわり------------------------------------
このように、展開されてますのを読むと、終戦直後の政治家はまともだったのがわかります。社会党ですら、イデオロギーは社会主義でも日本人の立場というものを守る気概はありました。今は、とにかく日本人のプライドを削ぐことに執心しています。左翼もサヨクと呼ばれレベルダウンしていますし、今の保守派の多くもエセ保守でこの時代の左翼以下だとわかります。
さらに、あとがきから引用します--------------------------
今回の県談の特徴の一つは、いままで保守派論客と思われている人たちが、重要なとこでは戦前のコミンテルンや、東京裁判の史観を持っていることが明らかになってきている点が指摘されたことだと思う。この人たちは戦後の左翼勢力には右翼と言われた人たちでもあり、私も尊敬し、かつ同じ考え方の人だとおもっていた時期もあるので、できるならば批判したくない心情があった。
しかし、この人たちは保守派論客とされているだけに、その意見が保守政党の政治家たちの考え方を狂わせていると思われるので、あえてその点を指摘した。簡単にいえば、、保守派論客と言われる人々のなかには、日本共産党やソ連共産党には批判的だが、中国や韓国問題についてはコミンテルンと同質の見方をしている人が少なくないということである。また戦前の日本の性悪説を受け入れている人たち、つまり東京裁判史観を知らず知らず受け入れているとおもわれる若い世代の保守派もいるように思われるのが気になるところである。
引用おわり---------------------------------------
一見保守と思われている知識人を疑ってかかることが必要だという、全く大変な時代ですね。
靖国問題を論じる番組が増えていますが、保守とされている人に知識がない。また、保守とされている人がエセ保守であり、先の大戦に否定的な知識のまま議論をしているので本当にストレスを感じますね。
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