日本人ならこう考える

日本人ならこう考える
  • ISBN: 9784569706269
  • 201p / 19cm / B6判
  • PHP研究所 (2009/03/26 出版)
  • 養老 孟司 渡部 昇一【著】

    • NDC分類: 304
    • 価格: ¥1,365 (税込)
    • 文系と理系の知の巨人が、日本と世界の文明についてざっくばらんに語り合った放談集。

      アメリカ論、毛沢東論から進化論までを縦横無尽に語りつくす。
      日本は世界を気にする必要なんてない!

      渡部「日本でも江戸時代に各藩で小判が足りなくなると藩札を刷ったものですが、
      いまでは世界的な藩札制度になってしまった(笑)」。

      養老「僕は、日本が持っているアメリカ国債なんか、どうせ紙切れなんだから
      焼いてしまえっていっているんです(笑)」

      養老「日本は温暖化対策のリーダーシップをとるなどといっていますが、
      何か騙されているんじゃないですかね」。

      渡部「日本がどんなに二酸化炭素排出をゼロにしても、アメリカが出しているのなら意味がありません」

      養老「中国と仲良くするのは簡単。いざというときは上納金を払えばいい」。

      渡部「あるいは向こうで永久革命を起こさせつづける。毛沢東が政権を握っているときは、
      わが国は平穏でした」……


      第1章 アメリカに未来はあるか―人種問題からドル、グーグルまで(アメリカに抜け落ちているもの;「別の国になりました」 ほか)
      第2章 永田町の「バカの壁」―日本を壊す政治家たち(やっぱり日本は住みやすい;「バカ殿文化」がいちばんいい ほか)
      第3章 「弱肉強食」はもう古い―進化論で読み解く現代社会(「おまえはサルの子孫だな」;細胞そのものはつくりだせない ほか)
      第4章 日本に信教の自由を―靖国問題は一瞬で解決できる(宗教問題は問題にしてはいけない;戦後日本は加害者の立場を忘れている ほか)
      第5章 毛沢東主義に帰れ!―バランスを失い混迷する中国(ホームレスが真ん中の階層;毛沢東主義を恐れている ほか)

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