税高くして国亡ぶ

税高くして国亡ぶ ワック文庫
  • 266p 18cm
  • ワック (2005-04-06出版)

渡部 昇一【著】

  • [B40 判] NDC分類:345 販売価:\950(税込) (本体価:\905)

「一律一割税」のすすめ。

  • 第1章 「国民の富」を保つ歴史の法則―税金が高いとなぜ国家は滅びるのか(高い税金はどうして国を貧乏にするのか;右と左の社会主義が国民の富を奪う ほか)
  • 第2章 累進課税が日本を滅ぼす―国力粗鬆症を防ぐ税の鉄則(この世には「払う税金」と「取る税金」しかない;カネは入っただけ必ず使われる ほか)
  • 第3章 「潰れっこなし」と考えれば日本は危うい―サッチャー夫人に学ぶ「小さな政府」の作り方(「潰れっこなし」という傲りが招いた悲劇;累進課税を支える嫉妬心 ほか)
  • 第4章 「配給」を排し、「自由」を育てよ―ハイエク先生に学ぶ民富論(徹底的に「配給」を批判したハイエク先生;国民の富は自由経済市場から生まれる ほか)
  • 第5章 税率は「一律一割」が鉄則―国民に富があってこそ真の文化が創造できる(一律一割税率で日本はこんなにいい国になる;日本は国際化し、文化は甦る ほか)
  • この本は『歴史の鉄則―税金が国家の盛衰を決める』 PHP文庫を加筆したものです。

    渡部先生はハイエクが来日したときに通訳を務めたハイエク主義者でもあります。

    税制調査会を務めていたときに、税金一律をとなえて翌年首になりました。相続税も無税化をうったえてきました。

    しかし、ブッシュ大統領はついに相続税無税化をいいはじめました。国家の繁栄の税制を考えたとき、時代がついにハイエク-渡部路線になりつつあります。税金の専門家、経済の専門家よりも日本の税制にの急所をついた名著です。

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