国際情勢の中で、日本のとるべき方向性を考えます。地政学、リアリズム、プロパカンダの観点から、日本の真の独立のためのヒントとなる情報を発信してゆきます。
国際情勢の中で、日本のとるべき方向性を考えます。地政学、リアリズム、プロパカンダの観点から、日本の真の独立のためのヒントとなる情報を発信してゆきます。
【内容】
◆『非常識な成功法則』以来、8年ぶりの成功法則!
2000年当時、衝撃的なデビューより今もなお幅広い活動を続ける神田昌典。
今年で80歳を迎えた、歴史、文明、社会など
幅広い分野で鋭い論評を展開する知の巨匠・渡部昇一。
この親子ほども年の違う2人が、欧米にはない、日本人のための成功法則を語った。
人生と歴史にフォーカスした成功のフレームワークを作り上げるために
以下の7つの条件がある。
・人生を好転させる条件
・お金に好かれる条件
・人生の流れをつかむ条件
・歴史観を育てる条件
・トレンドを読む条件
・人生の師と出会う条件
・知的生活の条件
現代、そしてビジネスという観点からフレームワークを作り上げる神田。
歴史、そして個人の幸福という観点から経験に基づく生き方を提示する渡部。
これまでの自己啓発書にはない考え方が示される。
◆「成功」も歴史的な大転換点を迎えた!
2015年、歴史の大転換期を迎える今、人々の生き方や価値観、
そして成功の定義までも180度変わってしまってもおかしくない。
神田昌典は70年サイクルという歴史的な周期から、今ある成功法則は
無意味なものになる可能性を示唆している。
そのためには、歴史的観点から大きく物事をとらえなければならないとしている。
1958年、渡部昇一がドイツに留学中、東西ドイツの光景を目の当たりにした。
当時はベルリンの壁もなく往来は可能。
しかし、2つの世界を見比べた時に西ドイツの繁栄と東ドイツの停滞の差は
社会における夢の有無にあったと知る。
そして、左翼思想が幅を利かす日本に、夢のある社会を知ってもらおうと
あの名著『マーフィー眠りながら成功する』が翻訳者・大島淳一の手で生まれた。
何を隠そう、渡部のペンネームである。この本を当時20代で手にした神田は
外資系の会社に入社する際に年収1000万円を手に入れる......。
そんなひとつの書物から始まった出会いは、父と子に相当する歴史観の違いを埋めていく。
父が歴史を語り、子が現代に読み解く。
こうした作業によって生まれた日本人のための不変の法則は、
これからの価値観の変化に対応できる唯一の考え方かもしれない。
【著者プロフィール】
◆神田 昌典(かんだ・まさのり)
上智大学外国語学部卒。大学3年次に外交官試験合格。大学4年次より、外務省経済局に勤務。ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。その後、米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、総合誌では「日本一のマーケッター」として紹介されているほか、ビジネス書、小説、翻訳書の執筆に加え、ミュージカル、テレビ番組企画など、多岐にわたる創作活動を行う。現在、株式会社ALMACREATIONS代表取締役を務める。主な著書に『全脳思考』『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』『あなたの悩みが世界を救う!』(以上、ダイヤモンド社)、『成功者の告白』(講談社)、『非常識な成功法則』(フォレスト出版)。翻訳・監訳書に『ザ・マインドマップ』『最悪期まであと2年!次なる大恐慌』(以上、ダイヤモンド社)、『あなたもいままでの10倍速く本が読める』(フォレスト出版)など。
【目次】
はじめに 「人生のフレームワーク」とは何か?(神田)
第一章 人生を好転させる条件
『マーフィー眠りながら成功する』が私の人生を変えた(神田)
自由な社会から「夢」が生まれる(渡部)
成功には社会という視点が必要不可欠(神田)
個人の成功は基礎を固めることからはじまる(渡部)
「下積み仕事」は成功への第一歩(神田)
重要だと思ったことをつづけていれば運は開ける(渡部)
人生のサイクルを知れば運は見きわめられる(神田)
人生には人それぞれの四季がある(渡部)
人生に試練のときは必ずやってくる(神田)
人生には大きなチャンスが3回ある(渡部)
フロー状態で人生のチャンスをつかむ(神田)
運が開けたときこそ、さらに研鑽を積む(渡部)
第二章 お金に好かれる条件
お金は生活を豊かにする「友」である(渡部)
お金はその人の性格を拡大していく(神田)
お金持ちは憎むべき存在ではない(渡部)
「金儲けは汚い」という思想はどこから生まれたのか(神田)
世の中には「汚い富」と「清い富」がある(渡部)
お金に対する罪悪感はリアルなお金で消す(神田)
本業でお金を遣うと本業に返ってくる(渡部)
性格が違う「感謝のお金」と「欲望のお金」(神田)
「お金の達人」だった本多静六博士(渡部)
いまの時代にも必要な「4分の1貯蓄法」の教え(神田)
戦後失われてしまった「個人の幸せ」(渡部)
人生観・死生観はお金の使い方から生まれる(神田)
大損失も厭わない「明治人の気骨」(渡部)
稼いだお金はその人のエネルギーに等しい(神田)
自腹で「私設研究室」をつくる(渡部)
「贅沢」を否定する日本人の嫉妬心(神田)
高所得者に対する税制は社会主義的発想である(渡部)
高所得者が海外に脱出する時代がくる(神田)
お金に対する偽善が幅をきかせる時代(渡部)
お金から好かれる、お金との付き合い方(神田)
第三章 人生の流れをつかむ条件
歴史的大転換は「70年周期」で繰り返される(神田)
「40〜50年周期」だった江戸時代(渡部)
「志能公商」という流れで歴史的人物があらわれる(神田)
鳥の目で歴史を見直すと出来事に類似性が見える(渡部)
人生にもビジネスにも現れる「12年」というサイクル(神田)
一流二流が決まる「苦悩の時代」の過ごし方(渡部)
ビジネスは森を見れば展開が読める(神田)
第四章 歴史観を育てる条件
戦前・戦後の激動期と2015年の大転換期(神田)
「暗黒時代」ではなかった戦前の社会(渡部)
戦前は国民がタンゴを踊っていた(神田)
「暗黒時代」を象徴する「配給制度」(渡部)
配給制度にならう現代の「子ども手当」と「高校無償化」(神田)
戦後日本を決定づけた「公職追放令」の後遺症(渡部)
左翼思想が幅をきかせた戦後という時代(神田)
「赤い風潮」に染まらなかった上智大学(渡部)
大学も企業も原点に立ち戻るしかない(神田)
第五章 トレンドを読む条件
世代のトレンドは生活環境から見えてくる(神田)
対立からは生活環境は解決されない(渡部)
現在の「グリーン革命」も流行にすぎない(神田)
これからの日本は「ユダヤ化」していく(渡部)
「東アジア共同体」という流れはビジネスでは避けて通れない(神田)
中国があるかぎり「東アジア共同体」は危険(渡部)
日本はアジアの橋わたし役になれるのか(神田)
日本の活路は「エネルギー大国」になること(渡部)
日本の技術イノベーション力は低下している(神田)
「抵抗勢力」がなくなれば日本の将来が見えてくる(渡部)
「心の内戦」の時代に求められるビジネス像(神田)
日本人の本能を呼び覚ますことが未来への第一歩(渡部)
第六章 人生の師と出会う条件
二度の留学体験(神田)
求める気持ちがあれば必ず師に出会える(渡部)
本物の師は成功だけでなく人生の陰影も教えてくれる(神田)
師弟関係に信頼関係は不可欠(渡部)
人生の師はすでにあなたの近くにいる(神田)
師の生き方から自分の人生をイメージする(渡部)
人生のイメージはビジネスでも重要(神田)
尊敬する人の仕事をイメージする(渡部)
パートナーは師と同じくらい人生を左右する(神田)
パートナー選びにおける日本人の知恵(渡部)
第七章 世代を超えた「知的生活」の条件
本だけは与えてくれた両親の教育(渡部)
ビジネスの糧となる濫読のすすめ(神田)
読書はインターネットでは味わえない「精神の食事」である(渡部)
ビジネス書は自分の仕事の刺激材料にする(神田)
日本人の読書時間は驚くほど減っている(渡部)
読書時間を効率よくする究極の方法(神田)
音読には「一石三鳥」の力がある(渡部)
名文を暗記することの効果(神田)
暗記は記憶力を衰えさせることがない(渡部)
インターネットは現代人から記憶力を奪った(神田)
人生は記憶に勝るものなし(渡部)
記憶を一瞬で引き出す未来のツール(神田)
おわりに 書物は時代を超えて英雄を生み出す(渡部)
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